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普通の「転職」ではなく、自分なりの「転職」の意味

[30代/女性/ゲーム系/IT・エンジニア]の転職体験談
・利用した転職エージェント:@type、リクナビNEXT、ワークポートなど

 

リクルートスーツに身を包んだ就活生が多く見られる季節になりました。大学に入ったころは私も将来の自分に目を輝かせていた時期もあったように思われました。私の場合は肌が合わず進学させてくれた両親に申し訳ないながらも中退の路へと堕ちていきました。

 

学生時代は恥ずかしながら将来を嘱望されていた時期もあり、その頃に比べれば明らかに「堕ちている」と感じ、将来の不安とで押し潰されそうになっていました。アルバイトなどで生計をたてつつ、今置かれている立場と将来に関してぼんやり考えていたのを思い出します。

 

新卒カードを放棄した結果、有名企業や官僚などの職に就く可能性はゼロになりました。中小企業へは中途入社を含め可能性はありましたが、ただ、大企業と比べた場合給与だけでなく待遇や福利厚生も含めるとその差は歴然です。

 

自分の技能も棚卸ししてみました。昔から物作りが好きでパソコン一台と自分がいれば十分なプログラミング能力(主にゲーム系)に思い立ったのです。学生時代から独学で始めて趣味の一つとなっていました。

 

どうせ「良い会社」に就職できないなら「やりたい仕事」をしようと考えました。仕事は辛い仕事や他の人にできない仕事をして対価を頂くわけですから、「やりたい仕事」で人の何倍も働き「他の人にできない事」をしようと思ったのです。

 

ここで考えたのは「やりたい仕事」をするためには他の人が作った暖簾ではしないということです。各企業にはもちろん創業者がおり、その人物の考えで起業されています。それを自分の好き勝手で変えてしまっては失礼だし、存分に仕事に集中することもできないと。

 

ただ、いきなり起業はしませんでした。当時独立には3つの問題があって、決済手段とネット環境の整備や新規参入問題の解決が必要と考えてしました。

 

クレジット以外でもできる広く普及して確実な決済手段、と大容量通信が可能なネット環境、またゲームではコンシューマゲーム機はそれなりの規模の企業でないと参画できず、この3つは個人ではどうすることもできないのですが、近い将来大幅に改善するので「時を待とう」という思いもありました。

 

その後、IT系やゲーム会社に転職してエンジニアとして働いていました。それから10年もしないうちに「iPhone」が誕生し決済手段も大容量高速通信も実現し個人開発者や小規模デベロッパーが参加できる環境が整いました。

 

転職によって入社した企業に利益をもたらすと同時に技能を高めながら「時を待つ」。

 

転職で「良い会社」を目指すことも重要ですが、通り一辺倒の意味ではなく、長い人生を見据えて自分なりの「転職」について考えてみてはいかがでしょうか?